MV AGUSTA F3シリーズのご案内

こんにちは、浜松店の栗原です。
今回はMV AGUSTA F3シリーズのご案内です。

このところSUPERVELOCE人気が目立つMV AGUSTAですが、そのベースとなったF3シリーズもスポーツバイクの魅力は負けておりません。

代名詞となった逆回転クランクの3気筒エンジンをコンパクトで軽量なトレリスフレームに搭載し、今では当たり前になったエンジンマップセレクトやトラクションコントロール、オートシフターも当初から採用した生粋のスーパースポーツです。

お勧めのポイントは、3気筒らしいトラクション感覚を伴いながら高回転まで一気に吹け上がるエンジンと、軽減されたエンブレ特性と逆回転クランクの恩恵でスパッと倒し込める切れのあるハンドリングです。

同様のパッケージであるSUPERVELOCEは、そのキャラクターに合わせてマイルドになったエンジンの過度特性や、安定性方向で手応えのあるハンドリングなど、その乗り味は全くの別物です。

純粋にオートバイを操る事を楽しみたい、ワインディングを気持ちよく駆け抜けたい、そんな方にF3シリーズはとってもお勧めなマシンです。
ものすごいスピードを出すのではなく、見晴らしの良いスカイラインをアクセルのオン、オフだけできっかけを作りヒラヒラと抜けていく、最高に気持ちの良い瞬間です。



レースレギュレーションに合わせて675ccからスタートした排気量は、ストリートユースに合わせてストロークアップした800㏄モデルを追加。

800㏄モデルは中速域（4～5000回転位）から明確にトルクの盛り上がりが感じられ、路面をつかむトラクション感覚と合わせて、比較的低回転からでもアクセルのオン、オフでメリハリのあるライディングが楽しめます。
市街地でのストップ＆ゴーや、低回転での巡航もスムーズにこなし、レーシーなポジションさえ我慢できれば、長距離ツーリングもこなせるくらいの順応性も併せ持っております。

対する675㏄モデルは、SSらしい高回転へのシャープな吹け上がり、伸び感が最高です。
2012年の最初期モデルでは3000回転以下では全くレスポンスしない、そして回転上昇に合わせて一気に吹け上がる、そんな2ストのような特性にびっくりさせれれましたが、その後ECUの制御プログラムが進むにつれてレスポンスも改善され、アイドリングでも前に進めるくらいにトルク特性が改善されました。
それでも高回転型エンジンであることは間違いなく、シャープな走りを追い求めたい、こだわり派にお勧めです。

尚、そんな675㏄モデルですが、残念ながら2020年モデルを最後に生産終了となり、800㏄モデルのみとなることが発表されました。
675㏄の国内在庫も残り一台となり、新車で手に入るラストチャンスです。こだわり派のお客様をお待ちしております。

800㏄モデルは新車、そしてお得な中古車もご用意がございます。

弊社は社名にレーシングを名乗るくらいスポーツバイク大好きショップです。
F3シリーズのご用命は、是非当店までお声掛けくださいませ。